小競り合いをして本線発火を「催促」する

ぷよぷよは相手の連鎖を上回る連鎖をするほど有利です。
しかし長い連鎖になると組む場所が狭く、ちょっとのおじゃまで潰されてしまいます。
そこで相手に本線を発火させて、相手の連鎖中に連鎖を延ばします。
本線を発火させるために、2連鎖3連鎖などでおじゃまを送ります。
相手は潰されると思ったら本線を発火するわけです。
こうして短い連鎖で相手の本線を発火させることを「発火催促」というそうです。
初代プレステのぷよぷよ通決定盤に収録されていた動画でそう言われてますね。

ぷよぷよに慣れるとフィールドいっぱいを使った連鎖が組めるようになるため、 「いかに長い連鎖が組めるか」という勝負にはなりません。
邪魔さえなければみんなできるからです。
対人戦では邪魔をして長い連鎖を組めないようにする、 もしくは先に本線を発火させて、自分はそれよりも長い連鎖を組む、という流れです。

本線とは別に2連鎖3連鎖を組むのはなかなか難しいものです。
そこで私がやっている方法は以下のふたつ。
・ 連鎖尾を同時消しで作る
・ 常に第二折り返しを作る

同時消しの連鎖尾  連鎖尾を同時消しで作る
前のページ(対人戦における連鎖尾)でも書いてますが、連鎖の一番最後に同時消しを含めると送れるおじゃまの数を増やせます。
ということで最後を3色同時消しとなるような連鎖尾にしつつ、 それを使って催促したり、相手の催促を潰したりするわけです。
右の図の場合、左から2列目の緑を予め3個までつないでおき、 消して催促、もしくは催促を潰す時に使います。
これで2連鎖ダブルになるので、そこそこおじゃまが送れます。
それで最後の緑の連鎖がなくなったとしても、あとから追加するのも簡単です。 この場合の利点はその催促を使わなくても連鎖尾同時消しがでかくなることです。
図のようにきれいには置けませんけどね。

第二折り返しを使った催促  常に第二折り返しを作る
土台が完成したら、初めからそれ以上連鎖尾を延ばさないと決め、 第二折り返しを作ってしまいます。
右の図の場合なら、左上の黄色発火で3連鎖です。
こちらの利点は、催促部分を使わなかった場合に連鎖を延ばすのが速くなります。
図の状態から言えばとりあえず連鎖をつなぐ部分にあと一連鎖(ぷよ5個)おけばいいし、 それだけでも7連鎖だったのが11連鎖になります。

ぷよぷよで長い連鎖ができるようになると、長い連鎖を組むことがぷよぷよの楽しみになりますが、 実際にそれだけで対戦で勝てることはなかなかありません。
コンピューター戦で練習するなら、ある程度土台を作ったあと、その上で2連鎖や3連鎖を作っては発火を繰り返したりします。
まぁコンピューター戦ではそれだけでも勝てるんですけどね。