凝視の練習方法

ぷよぷよで上級者となるには「凝視」と言われるものが絶対に必要です。
凝視とは相手のフィールドを見ることで、相手の連鎖に対して対応できるようにします。
言葉の意味どおりの凝視とは違うのですが、強い人ほど相手のフィールドを良く見ています。

今はぷよぷよプレイヤーの質が上がったことで、中盤戦が非常に重要視されています。
相手が2連鎖ダブルを組んでいるなら、それに対する連鎖を用意したり、敢えて本線が途中で止まるように連鎖を組んだりです。
相手に隙がある場合は、そうして用意した短い連鎖を発火して催促したり潰したりするわけです。

これをするためには度々相手のフィールドを見なければいけないのですが、これはコンピューター戦をやっているだけでは永久に養われません。

そもそもコンピューターは適当に連鎖になるかどうかも分からない物を組んでいるだけなので、 基本単発で消したり、たまにまぐれで連鎖になるだけなので、それを相手にする場合に、相手のフィールドを見る必要が全くないわけです。
そのため、いくらコンピューターと飽きるほど対戦していたとしても、凝視をする必要もなければ、それが養われることもないわけです。

かといって、自分と同レベルの人との対戦で、ようやく凝視をやってみようと思っても、単に置くのが遅くなるだけで全く勝てなくなります。
ここでおすすめの練習方法は
・ 2連鎖3連鎖程度しかできない初心者の人と対戦
することです。
これが結構練習になります。

2連鎖3連鎖程度しかできない人であれば置くのも少し遅い為、自分は相手のフィールドをじっくり観察する時間的余裕があります。
そこで相手のフィールドを確認しつつ、本線を組みながら2連鎖程度を用意し、相手の発火に合わせて2連鎖を発火します。
そしてまた2連鎖程度を用意したら本線を延ばしつつ、また発火します。
これを繰り返しながら最終的に本線で10連鎖以上を目指すわけです。

これにより相手のフィールドを見るクセを付けるわけですね。
見るクセが付かない限り、一生懸命自分の連鎖を組むだけしかできません。

ちなみに私の場合基本コンピューターとやっているだけなので、凝視などしていません。
何かの機会でぷよぷよ初心者と対戦することがあると、上のような感じで凝視しています。
そういう時はほとんど相手のフィールドばかりを見ています。
そういうことが続くと、相手のフィールドを見るクセが付くのですが、またコンピューター戦ばかりやっていると、やっぱり見なくなります。

また、いわゆるぷよぷよ中級者で凝視をしている人は少ないと思います。
凝視をしているなら、それはもはや上級者です。
凝視をしていないからといって、催促に対応できないわけではなく、相手の発火音は敏感に聞いているので、発火があるとぷよを置くのを止め、一瞬様子を見つつ、発火できる箇所を探します。
それで2連鎖の発火音が聞こえたら自分もどこかで対応します。
これが私が思うぷよぷよ中級者です。