連鎖を組めるようになるためのおすすめの練習方法

ぷよぷよはいつも同じ連鎖の形や決まったパターンでしか連鎖を組んでいないと、なかなか上達しません。
ここではおすすめの連鎖の練習方法と、連鎖の考え方を解説します。
これは主に初級者を脱することができない人向けですが、 ここに書く内容はぷよぷよにおいて重要なウェイトを占めるものと言えるので、 ある程度出来る人も、もしかしたら「あぁ、そうか」と思えることもあるかもしれません。


基本練習

もっとも簡単でありながら、後の連鎖を延ばしていくために役に立つ練習方法です。
基本は、フィールドの右下や左下を使って、2連鎖ばかりを繰り返します。
2連鎖練習って今更!?と思う人もいるかもしれませんが、 「順番につなげて15連鎖できる」という人でも、ここで解説する2連鎖練習の重要性と連鎖を組む考え方が分からない人もいます。
実は私もそうだったので、これが分かるようになってようやく自由自在に連鎖が組めるようになったと思います。

連鎖の練習1 連鎖の基本はぷよを横につなげることです。
右の図が最も基本形です。

スタート前に表示されているぷよを確認して、同じ色があれば、それぞれその色が下になるように並べて置きます。
ない場合でも、スタート後に表示される次の次のぷよを見て、どれか1色でも同じ色があるなら、それを下に並べて置きます。

その後、下に置いたぷよを3個並べたり、挟み込むように1色違う色を上に置いてその上に1個や2個置きます。
基本中の基本の置き方ですね。

しかしそこに至るまでに必要のないぷよがいくつかあるわけですが、 これを次の連鎖に活用できるように考えて置いておきます。
その場の2連鎖だけできれば良いのであれば、それこそ本当に単なる2連鎖です。
重要なのは他のぷよを可能な限り利用していくことにあります。

連鎖の練習2 右の図のように、2連鎖を組むまでに他の色もなるべく縦や横でつながるよう、もしくは近い場所に置いていきます。
その後、2連鎖を発火(この場合緑)すると他のぷよが残っているので、それを利用してもう一度2連鎖を組みます。
そしてこれを永久に繰り返します

上手い人がこれをやると、永久にゴミができず、常にキレイに2連鎖を繰り返していけますが、 そうじゃないとゴミが残り、いずれフィールド下はゴミだらけになってしまいます。


応用練習

2連鎖が余裕で出来るようになると、そこから3連鎖、4連鎖などのように連鎖を延ばしていくことが自然とできるようになります。
例えば右下に2連鎖を組んだ場合、そこを基点に上・左に置いたぷよと同じ色を置くという考え方です。
連鎖の練習3 次の図では5連鎖(右端の青から起爆)になるわけですが、5連鎖目ではぷよをバラバラに置いているため、 これだけを見ると「そんな置き方、分からなくなるしできない。考えられない。」と思う人もいるかもしれませんが、 実はこれはすご〜〜〜く簡単なことで、上に書いた2連鎖練習になれて、ここから解説する延ばし方を知れば、誰でもできるようになります。
現に私も、そういう組み方をしている人を見た時はすごいとか、どういう頭してるんだとか思いましたが、 実際に「考え方」を知ってしまえばなんら難しいことはありませんでした。
ただそれも、2連鎖練習が余裕でできないうちはなかなか分からないことなんですけどね。

図では右下の赤からぷよを置き始めていて、3連鎖目までは分かりますよね。
そして次の4連鎖目の紫は、横に並ぶように置いています。
これは予めこうしようと考えて置いたのではなく、赤・緑を置く過程でたまたまそこに紫を置いていたから追加で置いた、ということです。
慣れていないとこれが分からなくなるのですが、なぜこれが簡単かと言えば、先に置いた3連鎖は「全て消える」ということが分かっているからです。
そのため、いくら段差があったり、積み上げていたりしても、下が全て消えるわけですから、全ての段差を理解して置いていなくても良いわけで、 横に4個紫が並ぶように置いた、というだけのことです。
さらに5連鎖目ですが、これは4連鎖目が横一列につながって消えることが分かっているので、 4連鎖目の上に同じように5連鎖目を置いてしまうと同時消しになるため、1つだけ横にずらして、紫の左に青を落とした、というわけです。
たったこれだけを理解しているだけで、一見複雑に見える連鎖も、なんらややこしいことはないのです。

こういう考え方に慣れると、連鎖の途中で1個どうしても消さないといけないぷよがある場合に、連鎖の上にその色を置くこともできるようになります。
段差があって一見バラバラに置いたぷよが、下のぷよが消えることでつながるというような置き方。
そしてそれが出来るようになると、折り返しや連鎖尾など、あらゆるところで「一見複雑に見える置き方」が簡単に置けるようになります。

今回の練習方法は
・ パッと見て分かりにくいような置き方
・ 高さがあってどれがどこにつながるか分かりにくい置き方
というものが、「把握出来るようになる」練習方法です。
それができるようになると、自由自在にぷよを置いていけるようになるので、是非やってみて下さい。

もちろん対戦時にそういう分かりにくい置き方をわざとするわけではありません。
そうなった場合でもつなげられるようになる、ということですね。