ぷよぷよの連鎖の基礎

連鎖の基礎というよりもコツと言うか、少しやったことのある人向けの内容です。
連鎖といえば階段積み5連鎖挟み込みの6連鎖が有名ですよね。
その場合の積み方のイメージは「縦」に積む、ですよね。
実は連鎖は「横」に積む方が圧倒的に簡単です。

連鎖の基礎1 右の図は最も簡単な2連鎖です。
この図のように赤と紫しか落ちてこないなんてことはないのですが、 こういう組み方がまずあるという事を覚えておくと、 いろんな形に変えていくことができます。

連鎖の基礎7
最初
連鎖の基礎8
パターン1
連鎖の基礎9
パターン2

最初の図の状態から次にが来たら縦に積む習慣の人はパターン1のように積みますよね。
それが悪いわけではないのですが、パターン2の方が簡単です。
連鎖の基礎10 パターン1は明らかに階段積みになりますよね。
パターン2は次の図などが考えられます。
ここでの大きな違いは折り返しで、 パターン2の方が圧倒的に簡単です。
特に大きな違いは左から2列目の高さです。
パターン2では左から2列目の上に赤を置く必要がなく、青2段までですが、 パターン1では青が3段あり、さらに次の赤を置かなければいけないので合計4段。
パターン1の左端2段までゴミを埋めたとしても、パターン2の方が明らかに簡単です。

ぷよぷよは長い連鎖を組むことや、勝負中に何回も連鎖を組むのが基本です。
そのため、「折り返し」や「連鎖後に連鎖を組む」ということが必要です。
その時に縦に積む連鎖ではなく、横に積む連鎖ができるほうが簡単です。

連鎖の基礎4
ここから
連鎖の基礎5
こんな感じ

連鎖後にゴミが残った場合は上の図のような感じです。
次とその次のぷよを見て、青と紫が多かったからこう決めた感じです。
階段積みや挟みこみで考えようとすると難しいのですが、 こうするとすごく簡単ですよね。

連鎖の基礎6 慣れると右の図のような連鎖もできるようになります。
いきなりこういう連鎖にしようと思ってもどこに何を置いたらいいか分からなくなるのですが、 上の図のようなもっと簡単な連鎖に慣れると、 右の図のような連鎖もできるようになっていきます。

次に折り返しの後の連鎖です。

連鎖の基礎2
ここから
連鎖の基礎3
こんな感じ

連鎖の基礎13 上の図のように考えれば、折り返しの後に少し連鎖を延ばすのも簡単です。
横一列にするのは大連鎖を組むコツで書いてることではあるのですが、 今回の主旨はそこではなく、単純に「横に伸ばすほうが簡単」ということです。
次の図のように、ゾロ目が来たからといって縦に積んでしまっては非常に邪魔です。
消すためにこのようにまとめるのは良くしますが、 フィールド真ん中付近に一部縦に高く積むと、 後々連鎖を組みにくかったり、暴発の原因になるのでおすすめできません。

ぷよぷよは全体的に見ても縦の連鎖なら2列〜3列、横の連鎖も2段〜3段使う連鎖が積みやすくなります。
どういうことかと言うと、折り返し部分だけを作ったのが下記の図です。

連鎖の基礎11
パターンA
連鎖の基礎12
パターンB

ゾロ目が来る場合はパターンAなども良くやるのですが、 ほとんどの場合パターンBのように積んでます。
中間の緑から起爆です。
パターンBでは、ペアのうち「欲しい色1色」だけでも割と積みやすいのですが、 パターンAではそういうわけにもいきません。
明らかにパターンBの方が簡単ですし、 パターンAのように縦に1列だけで積む場合、「絶対に同色3個縦に積まないといけない」というような状況になってしまっては相当ツモの運に頼らなければいけません。
このように3色挟む場合でも縦に積むよりも、2列でも3列でも横に広げる積み方のほうが簡単です。

どういう連鎖にするか決まっていない時に同じ色を「縦」に積んでしまうと、 その後の連鎖が難しくなる場合もあるのですが、 「横」につないでおくと、その後の連鎖が簡単になります。
次とその次のぷよを見て、全部バラバラの場合無理して横に伸ばす必要もないのですが、 同じ色がいくつかある場合はまずそれを横につなげておくだけで、 迷うこともないので、いろいろな形に慣れていない頃はおすすめです。